
2026/4/19
「塾の教材」と聞くと、多くの方は、市販の問題集や一律のテキストを思い浮かべるかもしれません。もちろん、それらにも良さはあります。内容が整理されていて、広く使われている安心感もあります。
ただ、すまいるらぼでは、あえて“オーダーメイドのプリント”を中心に指導しています。
それは、子どもによって必要な勉強がまったく違うからです。
同じ学年でも、計算は得意だけれど文章題で止まってしまう子がいます。英単語は覚えられても、文のしくみになると急に苦しくなる子もいます。学校の授業ではついていけているように見えても、実は前の単元に小さな穴が残っていることもあります。
そうした一人ひとりの違いに、本当に合わせようと思ったとき、既製品だけでは足りない。
それが、すまいるらぼがオーダーメイドのプリントにこだわる理由です。
勉強が苦手に見える子でも、実際には「全部ができない」わけではありません。
わからないポイントは、驚くほど一人ひとり違います。
たとえば数学なら、符号の扱いで崩れる子もいれば、途中式の書き方が雑で点を落とす子もいます。英語なら、単語ではなく語順で止まる子、文法はわかっていても英文を書くと抜けが出る子がいます。
こうしたズレを見つけずに、全員に同じ問題を同じ順番で出しても、伸び方には差が出ます。必要な練習が足りない子もいれば、逆に簡単すぎて時間を無駄にしてしまう子もいるからです。
すまいるらぼでは、授業中の反応、答案の書き方、宿題の提出内容を見ながら、「今この子に必要な練習は何か」を考えてプリントを作ります。だからこそ、勉強が“その子のためのもの”になっていきます。
勉強が続かない子に多いのは、「やればできる」の前に「やる前からしんどい」があることです。
難しすぎる問題が並ぶと、それだけで手が止まります。逆に、簡単すぎる問題ばかりでも、集中は続きません。
大事なのは、その子にとってちょうどいい負荷をかけることです。
少し考えればできる。解けた実感がある。次もやってみようと思える。そういう流れを作ることで、勉強は少しずつ前に進みます。
オーダーメイドのプリントは、その“ちょうどよさ”を作るためにあります。
量、順番、難しさ、くり返し方。全部をその子に合わせることで、「無理なく、でも甘すぎない」学習を目指しています。
子どもたちは、それぞれ違う学校、違うクラス、違う進み方の中で勉強しています。
同じ中学2年生でも、もう学校で習った範囲と、まだこれからの範囲は違うことがあります。
市販教材だけでは、そのズレに細かく対応しにくい場面があります。
でもオーダーメイドなら、学校で今やっている内容に合わせて、必要な単元をすぐに出せます。定期テスト前には、試験範囲にしぼって練習することもできます。
「今必要なこと」を「今やる」。
この当たり前のようで難しいことを、できるだけ確実にするために、プリントを自作しています。
すまいるらぼでは、正解か不正解かだけでなく、「どう間違えたか」を大切にしています。
同じバツでも、計算ミスなのか、意味の取り違えなのか、考え方の順序がズレているのかで、必要な対応は変わります。
だから、プリントもただ問題を並べるのではなく、その子の間違い方に合わせて作ります。
似たミスが続いているなら、そこを集中的に練習できるようにする。理解はしているけれど答案の書き方が弱いなら、書く練習を増やす。そうやって、表面的な「できた・できない」ではなく、根本から直していきます。
「オーダーメイド」と聞くと、特別な対応のように感じるかもしれません。
でも、すまいるらぼにとっては、これが普通です。
勉強は本来、一人ひとり違うものです。得意も苦手も、理解の速さも、つまずく場所も違う。だから、本当に合わせようと思ったら、教材もその子に合わせるのが自然だと考えています。
子どもに必要なのは、立派な教材をこなすことではありません。
今の自分に合った内容で、できるを積み重ねていくことです。
すまいるらぼのプリントがオーダーメイドなのは、その積み重ねを大切にしたいから。
一人ひとりのズレを見て、今必要な学びを届けるためです。
その子に合った一枚が、勉強の流れを変えるきっかけになる。
私たちは、そう信じてプリントを作っています。